NETIS | NETIS(New Technology Information System:NETIS)とは、国土交通省が積極的に推進している「公共工事等の技術活用システム」である。優秀な技術を持つ事業者をサポートし公共工事の改善を図るために新技術活用の促進を目的としている。 |
新技術活用システム | 公共工事等における新技術の活用検討事務の効率化や活用リスクの軽減等を図り、有用な新技術の積極的な活用を推進するための仕組みであり、新技術の積極的な活用を通じた民間事業者等による技術開発の促進、優れた技術の創出により、公共工事等の品質の確保、良質な社会資本の整備に寄与することを目的とする。 |
実施要項 | 公共工事等における新技術活用システムの運用その他の必要な事項について定めるものである。 |
新技術 | 技術の成立性が技術を開発した民間事業者等により実験等の方法で確認されており、実用化している公共工事等に関する技術であって、当該技術の適用範囲において従来技術に比べ活用の効果が同程度以上の技術又は同程度以上と見込まれる技術をいう。 |
従来技術 | 公共工事等において標準的に使用され、標準積算の対象となる技術等をいう。 |
NETIS活用のメリット |
- 施工時に新技術の活用を提案すると、工事成績評定での加点の対象となります。また活用した結果の効果が良好な場合には、さらに加点されます。
- すでに請け負っている現場で使える自社開発技術があれば、施工者希望型として提案できます。
工事成績評定だけでなく、総合評価方式の入札において、事後評価で有用と認められた新技術の活用等の提案を行った場合は、評価の対象になります。(評価方法、配点等については提案した地方整備局等によって異なります)
- NETISを活用していくことで、様々な面でメリットを受けられることになるため、積極的に活用していくことが重要となります。(但し、各地方整備局によって加点の方法が異なります)
- 新技術の活用を提案(契約後提案、施工計画書、工事打合せ簿による活用提案)すれば下記のように工事成績評定に加点されます。
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