新技術概要説明情報
2024.3.16 現在
NETIS登録番号 | KT-220152-A |
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技術名称 | 建設info booth |
アブストラクト | 本技術は、工事情報を複数メディアの特性に合わせ最適化して掲載できるシステムで、従来は書面による掲示で対応していた。本技術の活用により、PC上でワンストップで変更・掲載できるので、経済性及び施工性の向上が図れる。 |
事後評価 | 事後評価未実施技術 |
テーマ設定型比較表への掲載 | 無 |
受賞等 | 建設技術審査証明※ |
事前審査・事後評価 | 事前審査試行実証評価活用効果評価 |
技術の位置付け (有用な新技術) | 推奨技術 準推奨技術 評価促進技術 活用促進技術 |
旧実施要領における 技術の位置付け | 活用促進技術(旧) 設計比較対象技術 少実績優良技術 |
活用効果調査入力様式 | -A 活用効果調査が必要です。 |
適用期間等 |
概要
副題 | 工事情報を複数メディアの特性に合わせ最適化して掲載できるシステム |
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分類 1 | その他 - その他 |
分類 2 | |
分類 3 | |
分類 4 | |
分類 5 | |
区分 | システム |
概要 |
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①何について何をする技術なのか? ・工事情報(完成予想図や週間工程表、施工体系図等)を複数メディアの特性に合わせ最適化して掲載できるシステム。 ②従来は、どのような技術で対応していたのか? ・工事情報を書面で作成し、掲示していた ③公共工事のどこに適用できるのか? ・全ての公共工事に適用可能 ④その他 ・特になし 建設info booth |
新規性及び期待される効果 |
①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?) ・工事情報の伝達を、書面で作成し、掲示していたものからICT技術をベースに、ワンストップでデジタルサイネージ、ウェブ、携帯端末に発信できるシステムに変えた。 ②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?) ・工事情報の伝達をICT技術をベースに、ワンストップでデジタルサイネージ、ウェブ、携帯端末に発信できるシステムに変えたことにより、 (1)情報の変更時はパソコン上で容易に変更でき、また、現地に行く必要がなくなるため、経済性及び施工性の向上が図れる。 (2)画面の拡大やスクロ-ルをすることにより、情報を見やすくすることができるので品質の向上が図れる。 ③その他 ・施工体系図のような大量情報は、掲示では、小さくて見えづらいという場合があったが、デジタルサイネージ等により表示することが可能となる。 |
適用条件 |
①自然条件 ・特になし ②現場条件 ・特になし ③技術提供可能地域 ・技術提供地域については制限無し ④関連法令等 ・特になし |
適用範囲 |
①適用可能な範囲 ・インターネット接続環境が必要 ②特に効果の高い適用範囲 ・工事現場が遠隔地にあって、移動に時間を要する場合 ③適用できない範囲 ・インターネット接続が行えない環境 |
適用される基準 |
①設計基準なし ②積算基準なし ③施工管理基準なし |
留意事項 |
①設計時 ・特になし ②施工時 ・特になし ③維持管理時 ・特になし ④その他 ・特になし |
従来技術との比較
活用の効果
比較する従来技術 | 従来技術は、工事情報を書面で作成し掲示する | |
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項目 | 活用の効果 | 比較の根拠 |
経済性 | 向上 (25.77%) 同程度 低下 | システム導入費はかかるが、変更・現場掲示作業が省力化されるため |
工程 | 短縮 同程度 (0%) 増加 | 工事情報提供期間は変わらないため |
品質 | 向上 同程度 低下 | 情報を見やすくすることができるため |
安全性 | 向上 同程度 低下 | |
施工性 | 向上 同程度 低下 | 変更が容易であり、現地に行く必要がないため |
周辺環境への影響 | 向上 同程度 低下 | |
向上 同程度 低下 | ||
向上 同程度 低下 | ||
その他、技術の アピールポイント等 | 従来は工事情報の変更において、情報を書面で作成し、現地に掲示しなければならないという課題があったが、新技術では、PC上で変更でき、現地に行く必要もないので、経済性及び施工性の向上が図れる。 | |
コストタイプ | 発散型:C(+)型 |
活用効果の根拠
基準とする数量 | 1 | 単位 | 年 |
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新技術 | 従来技術 | 向上の程度 | |
経済性 | 965,000円 | 1,300,000円 | 25.77 % |
工程 | 365日 | 365日 | 0 % |
新技術の内訳 | ||||||
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項目 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 摘要 |
建設Info booth 設置費 | 1 | 回 | 100,000 円 | 100,000 円 | ||
同使用料 | 12 | 月 | 10,000 円 | 120,000 円 | ||
通信使用料 | 12 | 月 | 10,000 円 | 120,000 円 | ||
人件費 | 元請監督員 | 12.5 | 人 | 50,000 円 | 625,000 円 | |
従来技術の内訳 | ||||||
項目 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 摘要 |
近隣工事看板設置費 | 週間工程表の掲示 | 1 | 基 | 50,000 円 | 50,000 円 | |
人件費 | 元請監督員 | 25 | 人 | 50,000 円 | 1,250,000 円 |
特許・審査証明
特許・実用新案
特許状況 | 有り 出願中 出願予定 無し 専用実施権有り |
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特許情報 | |
実用新案 | 特許番号実用新案有り 出願中 出願予定 無し実施権備考 |
第三者評価・表彰等
評価・証明項目と結果
証明項目 | 試験・調査内容 | 結果 |
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単価・施工方法
施工単価 |
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1.施工条件 【共通】 ・施工内容 ・数量:1年間(365日)の工事で、工事情報を週1回(50回/年)変更する。 ・施工場所:神奈川県 【新技術】 ・工事情報を複数メディアの特性に合わせ最適化して掲載できるシステム 【従来技術】 ・工事情報を書面で作成し掲示する 2.積算条件 【共通】 ・歩掛:自社歩掛(2022年4月) ・労務単価:自社単価(2022年4月、神奈川県) 【新技術】 ・システム使用料:自社単価(2022年4月、全国共通) ・通信使用料:自社単価(2022年4月、全国共通) |
1年間の工事で週1回工事情報を変更する
項目 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 摘要 |
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建設info booth 設費 | 仮囲いに設置 | 1 | 回 | 100,000円 | 100,000円 | |
同使用料 | 12 | 月 | 10,000円 | 120,000円 | ||
通信使用料 | 12 | 月 | 10,000円 | 120,000円 | ||
人件費 | 元請監督員 | 12.5 | 人 | 50,000円 | 625,000円 | |
計 |
施工方法
1.ユーザー登録
・建設info boothのユーザー登録を行う
2.工事内容の変更
・ログイン後、パソコン上で工事情報の変更を行う。
3.変更情報の発信
・パソコンから変更情報をデジタルサイネージ、ウェブ、携帯端末に発信する。
建設info booth_入力フォーム
今後の課題とその対応計画
①今後の課題 ・特になし
②対応計画 ・特になし
問合せ先・その他
収集整備局 | 関東地方整備局 |
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開発年 | 2021 (R03) |
登録年度 | 2022 (R04) |
登録年月日 | 2022/11/25 (R04/11/25) |
最終評価年月日 | |
最終更新年月日 | 2023/01/13 (R05/01/13) |
キーワード | 安心・安全 環境 情報化 コスト削減・生産性の向上 公共工事の品質確保・向上 景観 伝統・歴史・文化 リサイクル |
開発目標 | 省人化 省力化 経済性の向上 施工精度の向上 耐久性の向上 安全性の向上 作業環境の向上 周辺環境への影響抑制 地球環境への影響抑制 省資源・省エネルギー 品質の向上 リサイクル性向上 |
開発体制 | 単独(産) 単独(官) 単独(学) 共同研究(産・官・学) 共同研究(産・産) 共同研究(産・官) 共同研究(産・学) |
開発会社 | JDIDホールディングス株式会社 |
問合せ先 | 技術会社JDIDホールディングス株式会社 担当部署 担当者 松本洋三 住所 220-0012 横浜市西区みなとみらい4-4-2 横浜ブルーアベニュー12階 TEL 045-90043677983 MAILinfo@jdidhd.jpURLhttps://www.jdidhd.jp/ 営業会社 JDIDホールディングス株式会社 担当部署 担当者 松本洋三 住所 220-0012 横浜市西区みなとみらい4-4-2 横浜ブルーアベニュー12階 TEL 045-900-4367 MAILinfo@jdidhd.jp URLhttps://www.jdidhd.jp/その他 |
実験等実施状況 |
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【実証実験】 ① 試験実施日 2022年6月24日 ② 試験場所 本社(制作部)および屋外(デジタルサイネージ設置場所とスマートフォン、タブレットを持ち出し) ③ 目的 通信回線経由で遠隔地の複数のメディアにコンテンツを配信し、各端末で受信、コンテンツの更新ができるかを確認する。メディアは以下のとおり。 (ア)PC (イ)デジタルサイネージ (ウ)スマートフォン (エ)タブレット ④ 試験方法 本社パソコンにおいて、新技術であるCMSで、コンテンツを更新し、各メディア(PCのウェブ、デジタルサイネ-ジ、スマ-トフォン、タブレット)に配信を行い、各メディアが更新データを受信できるかどうか確認を行う。 ⑤ 試験結果 各メディアとも良好に更新データを受信できることを確認した。 ⑥ 考察 ワンストップでWEB、デジタルサイネ-ジ、スマートフォン、タブレットを変更することができることが確認でき、実用化できると判断した。実験写真 |
添付資料 |
【その他資料①】【その他資料②】【その他資料③】 |
参考文献 |
・特になし |
その他写真 |
施工実績
国土交通省 | 0件 |
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その他の公共機関 | 0 件 |
民間等 | 0件 |
詳細説明資料
技術詳細説明資料
評価項目 | 申請者記入欄 | ||||||||||
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大 | 中 | 小 | ①現行基準値等 | ③申請技術について実証により確認した数値等 | ④従来技術との比較<結果> | 備考 | |||||
品質 | 完成物 | 見やすさ | 情報を見やすくできること | 画面の拡大やスクロ-ルをすることにより、情報を見やすくするできることを確認した | 従来技術は、書面のため、見やすくすることができないので向上 | – | |||||
施工 | – | – | – | – | – | ||||||
耐久性(物性) | – | – | – | – | – | ||||||
耐久性(形状) | – | – | – | – | – | ||||||
耐久性(能力) | – | – | – | – | – | ||||||
材料 | – | – | – | – | – | ||||||
施工性 | 合理化 | 現場への移動 | 情報変更時に現場へ移動する必要がないこと | 情報変更時に現場へ移動する必要がないことを確認した | 従来技術は、現場に掲示するために、現場に行く必要があるので向上 | – | |||||
情報変更 | 情報変更がパソコン上で容易にできること | 情報変更がパソコン上で容易にできることを確認した | 従来技術は、書面を作成しなおす必要がるため向上 | – | |||||||
適用範囲 | 通信環境 | インターネット接続環境が必要であること。 | インターネット接続環境が必要であることを確認した | 従来技術は、通信環境が必要ではないため低下 | – | ||||||
現場条件 | – | – | – | – | – | ||||||
自然条件 | – | – | – | – | – | ||||||
施工管理 | – | – | – | – | – | ||||||
難易度 | – | – | – | – | – | ||||||
安全性 | 構造 | – | – | – | – | – | |||||
施工段階 | – | – | – | – | – | ||||||
環境 | 社会環境 | – | – | – | – | – | |||||
作業員環境 | – | – | – | – | – |